こんにちは!
今回は3つのポイントを踏まえて、渋沢栄一ゆかりの地「深谷」へ皆さまを旅にお連れいたします。
本日も何卒よろしくお願いいたします。
①深谷ってどこ?
②渋沢栄一で盛り上がる街!
③深谷ねぎと煮ぼうとう
それでは、渋沢栄一ゆかりの地「深谷」を旅してまいりましょう!
①深谷ってどこ?
深谷は埼玉県北部にある約人口15万人ほどの都市です。
深谷駅へはJR高崎線でアクセスすることができます。大宮駅から約1時間ほど。特別快速であれば40分ほどで到着します。
深谷駅は東京駅とよく似たの建物で有名です。
これは、東京駅のレンガのほとんどが深谷で造られていることにちなんだものです。かつて、赤レンガ造りの東京駅を解体して大規模な改修が検討されていました。そのときに赤レンガ造りの東京駅が深谷のレンガで造られていることを想い、またレンガの街であることをアピールするため東京駅そっくりの建物としたそうです。結局、東京駅の赤レンガ造り駅舎も復原工事によって赤レンガ造りが残ったため、東京駅と深谷駅で2つの似たような建物ができることとなりました。
ちなみに、実は深谷駅の駅舎は耐震性の関係で赤レンガとすることができず、赤レンガ調タイルを使用しています。何としても深谷をレンガで盛り上げたいという街の想いが伝わってきますね。
②渋沢栄一で盛り上がる街!
深谷は渋沢栄一の出身地としても有名です。渋沢栄一は次の1万円札の顔となる方で、日本資本主義の父ともいわれたりします。何百という会社を設立し、その多くが現在も存在しています。
●渋沢栄一が関わった会社(抜粋)
まずは交通系の一部をピックアップします。
・北海道炭礦鉄道会社(現:JR北海道)
・日本鉄道(現:JR東日本)
・函館馬車鉄道(現:函館市電)
・上武鉄道(現:秩父鉄道)
・筑波鉄道(現:関東鉄道)
・東京電車鉄道(現:都電)
・目黒蒲田電鉄(現:東急、京浜急行電鉄、小田急電鉄、京王電鉄)
・東京軽便地下鉄道(現:東京地下鉄)
・参宮鉄道(現:JR東海)
・京北鉄道(現:阪急阪神ホールディングス、京阪ホールディングス)
・西成鉄道(現:JR西日本)
・九州鉄道(現:JR九州)
他多数
このほかにも、幅広い分野の会社に関わっています。
・金融関係
・通信関係
・繊維関係
・製紙関係
・食品関係
・窯業関係
・鉄鋼関係
・造船・船渠・汽車自動車製造関係
・化学関係
・ガス・電力関係
・建設関係
・取引所関係
・倉庫関係
・ホテル関係
・貿易関係
・サービス関係
・鉱業関係
・農林水産関係
・経済団体
・社会事業
・教育
他多数
そんな渋沢栄一が2021年の大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公に選ばれたということもあり、深谷はいつもに増して渋沢栄一で盛りあがっています。
渋沢栄一に関係するスポットが深谷市内点在していますので、それらについて皆さまとめぐりたいと思います。
●渋沢栄一 晴天を衝け 深谷大河ドラマ館(閉館となりました)
渋沢栄一を主人公としたNHK大河ドラマ「晴天を衝け」の期間限定の施設です。ドラマのストーリーや使用した衣装の展示、セットの再現などがあります。
深谷駅からも歩いていくことができる距離にあるので、気軽に訪れることができます。滞在時間は30~60分ほどで一回りできます。
この施設は期間限定の施設となります。
深谷大河ドラマ館の面する通りの向かい側には深谷城址公園があります。復元された石垣を見ることができたり、広々した公園でゆっくり過ごすことができます。
【基本情報】
開館日:2021.2.16~2022.1.10(月・祝)の毎日
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人800円
【アクセス】
・深谷駅から徒歩15分
・深谷駅徒歩5分のところにある「仲町バス停」から論語の里循環バスで「大河ドラマ館」で下車(約5分)
※論語の里循環バスは一部区間で自動運転を行っています。詳しくは別のブログで紹介いたします。
●渋沢栄一記念館
渋沢栄一の経歴や展示物を見ることができます。中でも特徴的なのが渋沢栄一アンドロイド。渋沢栄一の講義を聴講することができます。渋沢栄一先生の講義も是非聞いてみましょう!
なんとこの施設無料なんです。無料とは思えないほど情報が詰まってます。
滞在時間は大体30~60分ほどで一回りできます。
【基本情報】
開館日:年末年始を除く毎日
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料
【アクセス】
・深谷駅徒歩5分のところにある「仲町バス停」から論語の里循環バスで「渋沢栄一記念館」で下車(約20分)
・深谷駅から深谷市コミュニティバス「くるリン」北部シャトルで「渋沢栄一記念館」で下車(約25分)
※論語の里循環バスは一部区間で自動運転を行っています。詳しくは別のブログで紹介いたします。
※また深谷市コミュニティバス「くるリン」は意外と便利です。こちらも別のブログで紹介いたします。
●「論語と算盤」
「論語と算盤」は渋沢栄一の著書で、道徳とビジネスの合一の重要性について伝えている書籍です。この本には渋沢栄一のビジネスについての考え方が詰まっており、より渋沢栄一について深く理解することができます。「論語と算盤」という書籍も数多くありますが、角川ソフィア文庫の書籍が一番おすすめです。
③深谷ねぎと煮ぼうとう
深谷といえばねぎと思う方も多いのではないでしょうか。深谷市のマスコットキャラクターもふっかちゃんというねぎをモチーフにしたキャラクターであるほど、ねぎが有名です。街中にはこれでもかというほどねぎ畑がありますよ。
煮ぼうとうは深谷の郷土料理です。しょうゆベースであっさりしているものの深い味がしてとても美味しく、冷え切った体を温めてくれます。山梨もほうとうが有名ですが、あちらは大きく切った具材がごつごつ入っており、みそベースであるのに対して、深谷の煮ぼうとうはスープがあっさりとしていながらもとても飲みごたえのあるスープで、いつも山梨のほうとうを食べていた私としてはとても新鮮で、また食べに来たいと思いました。
【ほうとうの特徴】(語彙力が少なめです。。)
●深谷の煮ぼうとう
・スープ:しょうゆベース
・具の特徴:ねぎが多く入っている
・味:さっぱりしていながらも深い味
●山梨のほうとう
・スープ:みそベース
・具の特徴:かぼちゃ
・味:濃厚な味
深谷の煮ぼうとうは「道の駅おかべ」に入っている「そば蔵」さんにて食べました!道の駅おかべにはそば蔵のほかにも、「NOLA」(ノーラ)という地元の野菜や肉などの食材を使った料理を提供するレストランです。NOLAにも是非行ってみたいと思いました!
【道の駅おかべへのアクセス】
・深谷駅徒歩5分のところにある「仲町バス停」から論語の里循環バスで「道の駅おかべ」で下車(約35分)
※論語の里循環バスは一部区間で自動運転を行っています。詳しくは別のブログで紹介いたします。
渋沢栄一ゆかりの地「深谷」の旅はいかがでしたでしょうか。
帰路につきたいと思います。
今回の旅、いかがでしたでしょうか。また皆さまと一緒に素敵な旅をできればと思います!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
案外イケてる!交通の旅。
cooltrip/クルトリ